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稲船氏、日本のゲーム産業はゾンビのよう

今更、何故稲船さんがインタビューを受けまくっているのか分かった。『Dead Rising』のキャンペーンツアーだったのか。Now Gamerなので煽りは少なめ。ショートバージョンです。
昨年から続く「日本のゲーム産業は死んだ」発言を今年も踏襲しつつ、稲船さんは語ります。
まだ私のコメント(日本のゲーム産業は終わった)を撤回するつもりはありません。私は真実を言ったに過ぎません。そして日本のゲーム産業が終わったのは真実です。市場は死んでしまった。死んでしまったが今は死の先にあります。今、日本のゲーム市場はゾンビ化しているのです。
多くの人々が80年代や90年代の、日本のテレビゲーム黄金期の夢に未だに生きているからです。そういった日本のクリエーターが日本のゲーム市場は死んだということを認めない限り、欧米の開発者たちに席巻されてしまうでしょう。そういった認識が無しでは、日本のゲーム産業は二度と自分の力では復活できないでしょう。
日本ではみんなが『レッドデッドリデンプション』について語り合っています。そして「もしあれだけ開発にかける予算が沢山あったら、凄いゲームが作れる」とか言います。しかしそれは言い訳に過ぎません。ユニークなアイデアが無いからです…テレビゲームはすべてアイデアとコンセプトにかかっているのです。お金だけがあっても何も出来ません。
同じことが経営にも当てはまります。経営者は産業を育てるためにリスクを取らなければいけないのに、誰も責任を取らず、誰も日本のゲーム産業が欧米の後塵を拝し、私たちが立ち上がって日本のゲーム産業のために何かすべきだということを認めていません。だから状況はますます悪くなっています。
稲船さんの怒りはクリエーターから経営陣にまで広がっています。言っていることは正論です。ただ一方で少ないリソースを駆使して、国内を中心に戦っていこうという考え方を持ったクリエーターもいます。ゲームが面白いかどうかはともかくとして、国内に狙いを絞った戦略は次第に成功し始めています。
資金調達が難しい昨今のような状況で高額な開発費を必要とするHDゲームを開発する場合は、後者のような割り切りもカプコンほど体力の無いメーカー、ディベロッパーには必要な手段ではないかと思います。
[ネタ元]
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コメント
Re: タイトルなし
望んでいないかどうかは人それぞれなので分かりませんが、Wiiの低迷とPS3の復調のコントラストを考えると、必ずしも日本のユーザーがゲームの進化を望んでいないとは言えないと思います。
資金力&開発力のないメーカーであっても、昔のようにコンシューマで売るために無理に背伸びをする必要がなく、出来る範囲のところで出来る事をやれるようになった。それは非常に有難い事なのですが、稲船さんからしてみれば、その波にみんなが乗っかり、「萎縮&停滞を起こしている」という風に見えるのかも知れませんね?
バブルを経験した世代と、そうでない若い世代との間での認識ギャップに似た物を感じました。
Re: タイトルなし
>
> 資金力&開発力のないメーカーであっても、昔のようにコンシューマで売るために無理に背伸びをする必要がなく、出来る範囲のところで出来る事をやれるようになった。それは非常に有難い事なのですが、稲船さんからしてみれば、その波にみんなが乗っかり、「萎縮&停滞を起こしている」という風に見えるのかも知れませんね?
> バブルを経験した世代と、そうでない若い世代との間での認識ギャップに似た物を感じました。
ファミ通の付録でソーシャルゲームの冊子が付いたり、別冊でソーシャルゲーの雑誌が出版されたりと、ログインの付録だったファミコン通信を思わせます。かつての映画に対するテレビというか。PCユーザーからしたら、ファミコンなんておもちゃは鼻で笑われていたのかもしれません。その後のファミコンの跳躍は多くの人の知るところです。
それは時代の流れかもしれません。ただそれは大きな技術を必要としないカテゴリーでの必要としての陳腐化であり、稲船氏の危機感は大きな技術を必要とするカテゴリーにおいて必要な技術レベルが陳腐化しているのでは?という危機感だったと思います。言いか悪いか、必要か否かを別とすれば、果たしてどれだけの国内メーカーが現在のHD機における技術のベンチマークとされるようなオープンワールドを出来るかといえば甚だ疑問です。
現状のソーシャルゲームの隆盛とは関係なく、技術レベルが下がっているのではという危惧なのだと思います。
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